金芽米ってなに?

ABOUT
島根県産の金芽米を製造販売しています。当精米センターは、精米HACCPに基づき、衛生管理や効率的な製造に取り組んでいます。”安全安心・栄養(健康)・美味しさ・手軽さ・環境負荷軽減” の5つの柱を基に、約20年前、いち早くBG製法無洗米を取り入れ、製造を始めました。
私たちはBG無洗米・金芽米の製造を通じて持続可能な社会の実現に向け SDGs に取り組み、地域社会へ貢献し続けます。

金芽米と白米の違いって何?

■「金芽米って何ですか?」 よくこのようなご質問をいただきます。金芽米は「コシヒカリ」や「ひとめぼれ」といった、お米の品種の1つだと誤解されることがよくありますが、実は金芽米という品種のお米は存在しません。金芽米とは、新しい精米方法で仕上げたお米のことで、玄米とも普通の精白米とも違うお米です。金芽米の精米方法で精米されたお米は、全て金芽米と呼ばれます。そのため「コシヒカリの金芽米」や「ひとめぼれの金芽米」など、金芽米にもさまざまな種類があります。 独自の精米製法で玄米の表面から、少しずつヌカを取り除いていくことにより、お米の表面に均等に「亜糊粉層(あこふんそう)」を残します。 金芽と亜糊粉層は、洗うと取れてしまうので、とぎ洗いしなくてもいいように精米後に「BG無洗米」仕上げで肌ヌカをきれいに取り除いています。さらに、BG無洗米にすることで、水質汚染の原因となる「とぎ汁」をなくし、環境保全に繋がります。 炊飯後の糖質、カロリーを比較してみました(100gの場合) <糖質> 白米 36.8g 金芽米 31.7g 発芽玄米 33.2g <カロリー> 白米 168kcal 金芽米 140kcal 発芽玄米 167kcal

金芽米の上手な炊き方

■ 「白米モード」がオススメ 「金芽米」のおいしさを最大限引き出すポイントが「炊飯方法」。というと難しそうに感じてしまいますが、基本的には通常の白米と同じ。大事なのは水加減と浸水時間(お米を水に漬ける時間)だけです。 専用の計量カップ『金芽米カップ』を使って金芽米を計量します。金芽米は、無洗米ですので、洗う必要はありません。次に、炊飯釜の目盛り通りに水を加えて、1時間程度、浸水させます。ここで金芽米に水分をよく吸わせることが重要です!しっかり浸水させた後、炊飯器の白米モードで炊くと、ふっくらおいしく炊き上がります!金芽米が「まずい」と感じる場合は、浸水なしで炊いたり、水加減を間違えている可能性があります。ポイントをおさえるだけで、金芽米はもっとおいしくなります! もし、ご飯が硬く感じる場合は、水加減を増やすか、炊飯前の浸水時間を少し長くしてみてください。また、炊飯モードの「早炊き」や「エコ炊飯」は硬めに炊き上がりやすいので、「白米モード」がオススメです。

金芽米は水加減が難しい?

■ 専用の『金芽米カップ』で大丈夫 金芽米は水分をたっぷり吸収して、ごはん一粒一粒がふっくらと膨らむという性質があります。また、水分を多くすることで甘みが出てくるのも特徴です。そのため、金芽米を炊くときは、水加減が非常に重要になってきます。どのくらい水を多くするかというと、一般のお米用のカップ(180cc)につき、大さじ2~3杯の水を増やす必要があります。この水加減を間違えると、ごはんがおいしくなくなる可能性があります。 金芽米の水加減は、精白米同様に金芽米を計量し、炊飯器の白米の目盛り通りに水を注いだ後、カップ1杯につき大さじ2~3杯の水を足す。これだけではありますが、その一手間がめんどうだったり、急いでいる時には忘れてしまいがちです。そこでおすすめなのが、金芽米を正しく計量するために作られた専用の計量カップ『金芽米カップ』です。このカップがあれば、金芽米の水加減の難しさは簡単に解消します!特徴は凹みの部分。凹みがあることで、 普通のカップと比べて容量が約9%少なくなります。このカップで金芽米をはかり、水加減はいつも通り、炊飯器の白米の目盛りに合わせるだけ。お米の量を少なくして、水加減は目盛り通りにしても、ごはんが柔らかくなるのではなく、水分を多く含んで米粒が膨らむため、炊ける量はいつもと同じになるのです。 便利な『金芽米カップ』は、金芽米を初回ご注文の方に無料で差し上げています。